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競馬 思い出の歴史

時代は移り変わる。けれども今も変わらぬことがある。それは武豊がトップを走り続けているということ。そして、彼は日々進歩しているということ。

ラニ triple crown 最後の一冠へ 敵はイグザジュレイター

 “ベルモントステークスが一番向いている。一番合っていると思う。”

兼ねてから陣営がそう言ってきた。そのベルモントステークスが現地時間で11日日本時間で12日の朝7:37レースがスタートする。ダート2400mの13頭立てで、ベルモントパーク競馬場で行われるアメリカの三冠レースの最後の一冠。3冠全てに出走するのはラニを含む2頭のみでこの苛酷なローテーションをこなせることが既に凄いことなのだが、今回ラニは勝ちに行く。そのため、ラニベルモントステークス制覇を阻む、宿敵について言及したい。有力馬のケンタッキーダービー馬のナイキスト、同レース3着のガンランナーが回避。それにより一番有力視されているのは8戦無敗のダービー馬ナイキストを破り、短距離が重視されるアメリカにおいて2400という距離は長距離とされるため血統的に長距離が問題ないイグザジュレイターである。しかし、イグザジュレイターがナイキストに勝ってのは道悪だったからだと思われる。イグザジュレイターは道悪の鬼である。馬場が悪かったため良い競馬ができたという見方もあるが、何れにせよ道悪になったら驚異であるのは間違いない。イグザジュレイター以外は未勝利を勝ち上がっただけの馬であるため、敵はイグザジュレイターだけだと思われる。もっとも、何が起きるか分からないのが競馬であるから油断は当然できないが。

 閑話休題ラニは差し馬である。そのため、当然良馬場の方がいい。が、天候が見方しないことも当然ある。その上、後方一気では届かなかった。チャーチルダウンズやピムリコと比べると直線も380m,350mある2つの競馬場と比べ330mと短い。直線は短いが競馬場自体は広い。アメリカは競馬場で調教を行うのだが、ベルモントパーク競馬場は広いため他馬を威嚇するラニでも他馬から距離をとって調教ができたため、60.5-47.5-35.3-11.0で5Fが60.5にも関わらず終いが11.0でまとめるという完璧な出来であった。そして、ラニはおそらく今回もダッシュがつかない。しかし、今までより勝ちを近づけるため陣営もジョッキーもやってきた。そのためには、UAEダービーで見せた道中で捲り、最後にもう一度脚を使って差し切る。それができればきっとラニベルモントステークスを制すことができるのではないだろうか。いや、天才武豊ラニの末脚を以てすれば、捲らなければという不安も杞憂に終わるかもしれない。