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競馬 想い出の歴史

時代は移り変わる。けれども今も変わらぬことがある。それは武豊がトップを走り続けているということ。そして、彼は日々進歩しているということ。

“Godzilla”ゴジラと呼ばれた馬

米クラシック三冠総てのレースに出走したラニ。彼はその気性の激しさから現地で、Godzilla(ゴジラ)と呼ばれていた。彼は他の馬をいつも威嚇する。アメリカでは競馬場で調教する。会う馬、会う馬総てに威嚇する彼は他馬が怖がっていた。ケンタッキーダービーの出走権を獲得するために出たUAEダービーでは、crazy horseは危ないという理由でパドックの周回をさせてもらえず、また、UAEダービー恒例の馬上での勝利ジョッキーインタビューも行われなかった。また、他にも、ケンタッキーダービーでは伝統を重んじるため、ゲート先入れのリクエストは聞いてもらえなかったにも関わらず、パドックでのあまりの酷さに直ぐに許可が出た。日本ではこんな対応はしてくれない。JRAも気性の荒い馬はパドックの時間無くしたり、短くしたりすればいい。良いレースのためのパドックであり、馬券のためのパドックではない。まあ、尤も、アメリカの主催者の特別措置はラニが原因なのだが。

 

タピット 母父サンデーサイレンス 

アメリカのリーディングサイヤータピットケンタッキーダービー馬であり、イージーゴアとの対決で全米を沸かせたサンデーサイレンスというアメリカに馴染みのある血統。ラニの血統と気性の荒さ。その個性的な姿と親近感からかアメリカではラニのファンクラブまでできた。ラニはまだ3歳にも関わらず、数々の伝説を作ってきた。歴史的名馬、歴史的名種牡馬は、いつも気性が荒い。そして、それが尋常じゃない。常軌を逸している。セントサイモン然り、サンデーサイレンス然り、その狂気的とも言える荒い気性がその血統の爆発力へと変わるため、現代競馬にも彼ら個性的な馬たちが生き残っているのではなかろうか。ラニにそんな名馬、名種牡馬の片鱗を感じたのは私だけであろうか。

 

Godzillaと呼ばれた馬 ラニ

今日、その鞍上に武豊はいない。また、いつの日か、彼らがアメリカのGⅠを制覇するのを見られるのだろうか。