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競馬 想い出の歴史

時代は移り変わる。けれども今も変わらぬことがある。それは武豊がトップを走り続けているということ。そして、彼は日々進歩しているということ。

今こそ、長距離 もう一度、長距離

 今こそ、長距離     もう一度、長距離            

 

 

 長距離。ロングディスタンス。

 それは総ての真価が問われる場所。

それは競馬のすべて。

競馬の総てが、そこにはある。

  

 

  しかし、現代競馬は、中距離の時代。そして、スピードの時代である。だからこそ、敢えて言おう。長距離こそ、競馬の醍醐味だ。と。

 長距離は総ての真価が問われる。総て。つまりは、総合力。馬自身の、彼ら自身のスタミナや気性は勿論、馬場や天気、展開やペース、他のジョッキーの思惑など総てを時々刻々と変化する状況を、常に正確に把握し、判断する必要がある。その状況の把握や判断の僅かなズレの積み重ねが、やがて、取り返しのつかないものとなる。だから、長距離は誤魔化しが利かない。フロックがない。だからこそ、死闘が繰り広げられられ、名勝負が生まれる。極限まで消耗したスタミナで上って下る淀の3コーナーから4コーナー。その後の直線。彼らの根性とそこまでの手綱捌き。一流同士の対決では、総てが揃わねば勝てない。ここ数年、その年のトップクラスの陣営は避けて来た。彼らは敵前逃亡した。時代の所為ではない。彼らはその価値が分からないのだ。いや、もしくは逃げて来たのかもしれない。自らの馬を信用できないのだ。化けの皮が剥がれることを怖れているのだ。だが、今年は違う。最強馬の名を賭け、春の盾、日本で最も価値のある天皇賞・春。二頭の頂上決戦が今、始まる。

 私の夢、あなたの夢、私の夢はキタサンブラックです!