競馬 想い出の歴史

競馬といえば、武豊

残念だった

 ショックでまだ事実として受け止められていない。彼には、迚も期待していた。だから、まだ信じたくはないし、信じられない。だからー。だから今日まで彼について触れる事すら、出来なかった。私自身、彼がいなくなった事についてまだ、受け入れられないが、それが事実だと実感が湧くのは恐らく、高松宮記念の出馬表に彼の名前がなく、そして彼のいない高松宮記念が終わった時だと思う。彼とはー。

 ファンタジスト

 彼とは、ファンタジストのこと。私が唯一惚れた馬だった。このブログでも散々書いてきた。ただ、もう彼について、私の想いは書けても、彼は走らないし、戦績は更新されない。「京阪杯 (中)」の文字が刻まれた侭。去年のジャパンカップの日、京都12R 京阪杯のレース中に、彼は死んだ。急性心不全。まだ3歳だった。ジャパンカップが来る度、京阪杯が来る度、私は彼を思い出すだろう。そして、今年の高松宮記念の日、彼のいない出馬表を見て彼を思い出すだろう。短距離の重賞戦線がもう直ぐ始まる。その度に、彼を思い出すだろう。そうして毎回、彼が生きていたら………と想いを馳せる。悲しく、寂しいかもしれないが、それも競馬。今年は芝の短距離重賞の度に、彼を思い出すのだろう。

 

 安らかに、眠れ。ファンタジスト。